地域枠修学生医師 アスリートや学生を支える整形外科医へ
整形外科
※インタビューは、2019年に行われました。文中の所属施設は当時のものです。
茨城県での就業について
私は茨城県つくば市の出身で、勉学も就業も茨城県で行いたい思いが元々根付いていました。地域枠修学生医師として筑波大学に進学し、初期研修を経て現在は後期研修の最中です。
初期研修では、水戸協同病院、ひたちなか総合病院、筑波大学附属病院、茨城県立こころの医療センター、水戸医療センター等を約2~6カ月の間隔で回りました。主として整形外科、一部を皮膚科等で研修を受けました。
筑波大学は比較的新しい大学であることもあってか、とても風通しが良いという印象です。またつくば市は病院が多いですし、医師としてのキャリアを踏み出すには適しているかと思います。
整形外科医を志した理由について
中学、高校、大学とラグビー部に所属していたこともあり、中高生やアスリートを診察できる整形外科医を目指したいと考えています。まずは後期研修を着実に行い、整形外科の専門医の取得を目指します。
また父が整形外科医ですので、影響を受けた面もあろうかと思います。
茨城県で臨床研修をする魅力
まずは筑波大学を軸に、最先端の勉強・経験ができることが大きいです。例えば水戸協同病院は筑波大学のサテライトキャンパスという面もあります。整形外科の手術件数が県内トップで、整形外科のスペシャリストである先生の指導を受けることができます。
またなめがた地域医療センターは人員が少ないこともあり、多様な経験を積めますし、大変ですがやり甲斐のある症例を経験することができます。
茨城県のおすすめ
自然があり食事も美味しいですし、都心へのアクセスも便利です。例として初期研修で滞在した水戸市は、徒歩圏内で生活必需品が手に入りますし観光地も豊富で、とても魅力的な街だと思いました。
また決して奢ってはいけませんが、患者さんに大事されている、慕ってもらえていると実感しています。県民性なのかもしれませんね。医師にとっては働きやすいと思います。