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茨城の医療について

 茨城県の医師数の状況は,平成28(2016)年12月31日現在(医師・歯科医師・薬剤師調査)で,5,513人となっており,人口10万人対189.8人と全国平均251.7人を大きく下回り,全国46位と低位の状況にあります。

 県内の二次保健医療圏別では,つくば保健医療圏が410.4人と全国平均の251.7人を上回る一方,鹿行保健医療圏,筑西・下妻保健医療圏,常陸太田・ひたちなか保健医療圏では全国平均の半分に満たないなど,医師の地域偏在がみられます。

 また,女性医師の割合が年々増加傾向にあり,特に40歳未満における女性医師の割合は3割を超えているとともに,5割以上が女性医師の診療科もあります。

 本県では,平成18年に医師修学資金貸与制度を,また,平成21年に地域医療医師修学資金貸与制度(地域枠)を開始し,以降,順次,設置大学や定員の拡大を図ってまいりました。そのため,平成37(2025)年度には,県内で勤務する修学生医師が400人を超える見込みとなっています。

 県内で従事する医師の確保と定着の促進及び医師の地域偏在の解消を図る必要があり,また,医師が仕事と育児等を両立できる環境を整備し,就業を継続することができるよう支援するとともに,医師の定着促進を図るため,研修体制の充実など魅力的な医療勤務環境づくりを更に進める必要があると考えています。

茨城県は,県内で従事する医師の確保と定着のため,各施策に注力しています。

・医師の養成・確保,地域偏在・診療科偏在の解消
・魅力ある勤務環境の整備
・医療勤務環境の改善促進
・医師の養成・確保のための規制緩和等に係る要望活動

茨城県は,県内で従事する医師の確保と定着のため,目標を定めています。

・県内医師数6,400人を確保できるよう,各種施策に取り組みます。
・本県高等学校出身の医学部進学者の増を目標として,医師の学校訪問や医学生との交流など各種施策を実施します。
・初期臨床研修医の県内臨床研修病院へのマッチング者数の増を目標として,臨床研修病院及び医師会と連携し,合同説明会の開催やレジナビへの出展など各種施策を実施します。
・医師修学資金及び地域医療医師修学資金を活用して卒業した若手医師の県内定着率90パーセントを目標として,地域医療支援センターによるキャリア形成支援など各種施策を実施します。