茨城県は、県内の高校生が医学への興味や医療状況への理解を深め、
医学部進学者の増加と、県内への医師の定着の促進を目指しています。
医師のライフステージ
~医師になるまで・なってから~
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高校生
医学部受験
〇医学部は国内に80校 〇一般枠の他に特定地域での勤務を要件とした「地域枠」がある
茨城県地域医療医師修学資金(地域枠) -
医学生(6年間)
医学部入学
〇1~3年次に基礎医学を学ぶ 〇4年次の共用試験(OSCE)に合格 〇4~6年次に臨床参加型実習研修病院とのマッチング
〇5~6年次に病院見学 〇医学生と研修病院の双方の希望が合意(マッチ)すると、医師臨床研修先が決まる
茨城県臨床研修病院一覧医師国家試験(医師免許取得)
〇毎年2月に実施。3月に合格発表 〇合格率は概ね9割以上 -
研修医(2~7年)
医師臨床研修(初期研修)
〇法律で義務付けられている、最低2年間の研修
〇診療に従事しようとする医師が基本的な診療能力を身につけられるよう、指定を受けた臨床研修病院や大学病院で研修を受けるキャリア選択
〇自分の将来像にあったキャリアを選択する 〇後期研修を受ける医師が多い専門医研修(後期研修)
〇特定の診療科の専門医を目指す場合に受ける研修(3~5年間) -
医師
臨床・研究・教育海外留学・公衆衛生 など
茨城県の医学部進学者向け修学資金貸与制度
茨城県には、3つの修学資金貸与制度があります。
募集要項等、詳しい内容は制度名をクリックしてください。(別ページへ移動します。)
項目 | 地域医療医師修学資金貸与制度(地域枠) | ||
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茨城県内対象 | 全国対象 | ||
貸与条件 | 次の(1)又は(2)のいずれかに該当する者(1)茨城県内の高等学校等を卒業した者(2)茨城県内に居住する者の子 | 各大学の出願資格を満たす者 | |
募集人数 | 地域枠定員: 5大学41名(令和7年度) 国立:筑波大学31名、東京科学大学2名私立:北里大学4名、日本医科大学2名、杏林大学2名 |
地域枠定員: 8大学29名(令和7年度) 国立:筑波大学5名、東京科学大学3名私立:東京医科大学8名、帝京大学2名、昭和医科大学4名、順天堂大学2名、日本大学3名、獨協医科大学2名 |
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貸与額 | 国立大学月額20万円 (年240万円/6年計1,440万円) |
私立大学月額25万円 (年300万円/6年計1,800万円) |
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返済免除要件 | 県内での従事要件 | 知事が指定する医療機関で9年間勤務 | |
医師不足地域での従事要件 | 9年間のうち、臨床研修修了後に4.5年以上を医師不足地域で勤務 | ||
その他の条件 | 地域医療支援センターが主催する各種セミナーや個別面談などに必ず参加できる者 |
項目 | 医師修学資金貸与制度 | ||||
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貸与条件 | 次の(1)又は(2)のいずれかに該当する者(1)茨城県外の大学の医学部に在籍する者で、次のいずれかに該当する者 ❶茨城県内の高等学校等を卒業した者 ❷茨城県内に居住する者の子(2)筑波大学医学群医学類に在学する者(県外出身も可) |
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募集人数 | 20名程度(令和7年度) | ||||
貸与額 | 令和6年度以前の入学 | 令和7年度以降の入学 | |||
月額15万円 (年180万円/6年計1,080万円) |
国公立大学月額20万円 (年240万円/6年計1,440万円) |
私立大学月額25万円 (年300万円/6年計1,800万円) |
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返還免除要件 | 県内での従事要件 | 貸与期間と同期間を知事が指定する医療機関で勤務(最低3年、最大6年) | 貸与期間の1.5倍の期間を知事が指定する医療機関で勤務(最低3年、最大9年) | ||
医師不足地域での従事要件 | 上記期間の全てを医師不足地域で勤務 (最低3年、最大6年) | 臨床研修修了後に上記期間の1/2以上を医師不足地域で勤務(最低1年、最大4.5年) | |||
その他の条件 | 地域医療支援センターが主催する各種セミナーや個別面談などに必ず参加できる者 |
項目 | 海外対象医師修学研修資金貸与制度 | ||
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貸与条件 | 外国の医学校に在学する者(県外出身も可)※国内に医科大学事務局があり、本県と円滑に連絡が取れる医学校に限る。※ハンガリーとチェコの医科大学生への貸与実績あり。 | ||
募集人数 | 修学資金5名程度 研修資金5名(令和7年度) |
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貸与額 | 令和6年度以前の入学 | 令和7年度以降の入学 | |
月額15万円 (年180万円/6年計1,080万円) |
月額20万円 (年240万円/6年計1,440万円) |
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研修資金150万円 | |||
返還免除要件 | 県内での従事要件 | 貸与期間(研修資金の貸与を受けた場合1年を加算)の1.5倍の期間を知事が指定する医療機関で勤務(最低3年、最大9年) | |
医師不足地域での従事要件 | なし | 臨床研修修了後に上記期間の1/2以上を医師不足地域で勤務(最低1年、最大4.5年) | |
その他の条件 | 地域医療支援センターが主催する個別面談などに参加できる者 |
※各制度の内容は令和7年4月時点のものであり、今後変更となる場合があります。
(参考)医師不足地域:県内の医師が不足する地域としてあらかじめ知事が定める地域※令和2年度以降の入学者に適用される医師不足地域は、入学時点での医師不足地域ではなく、臨床研修開始時点での医師不足地域となります。
医学部進学者向け教育ローン利子補給事業
医学部進学者向け教育ローン利子補給事業は医学部進学を目指す県内の高校生の方へ、借入資金の支払利息について補給金を交付する事業です。
詳しくはこちら
自治医科大学のご案内
自治医科大学は、医療に恵まれないへき地等における医療の確保向上及び地域住民の福祉の増進を図るため、昭和47年に設立されました。
医の倫理に徹し、かつ、高度な臨床的実力を有する医師を養成することを目的とし、併せて医学の進歩と、地域住民の福祉の向上を図ることを使命としています。このような目的を有する自治医科大学は、地域医療に責任を持つ全国の都道府県が共同して設立した学校法人によって運営されております。
詳しくはこちら
高校生のかたへのお知らせ一覧
令和4年度(2022年度)茨城県医師修学資金貸与制度のご案内
令和4年度(2022年度)茨城県医師修学資金貸与制度募集要項について 茨城県医師修学資金貸与制度募集…
詳細はこちら令和4年度(2022年度)茨城県地域医療医師修学資金貸与制度(地域枠)等の特設ページを更新しました
令和4年度向け特設ページはこちらからご覧ください。 関連するお知らせ 医学部進学者向け教育ローン利子…
詳細はこちら海外対象医師修学研修資金貸与制度 募集要項を公開しました
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詳細はこちら「最優先で医師確保に取り組む医療機関(第2次目標)」への医師募集
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医師修学資金貸与制度を利用し、現在は医師6年目の中泉 太佑先生のインタビュー記事を公開しました。ご経…
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このたび、茨城県では「最優先で医師確保に取り組む医療機関・診療科(第2次目標)(必要医師数7.5名)…
詳細はこちら【3月21日(日)開催】令和2年度茨城県臨床研修病院Web合同説明会(令和4年度臨床研修医募集)を開催します。(2月18日掲載)
3月21日(日曜日) 茨城県の臨床研修病院が、合同説明会を開催します! 医学生の皆様の情報収集の場を…
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